WordPressのサイトヘルスで重大な問題が出たら?初心者向け確認ガイド

WordPressのサイトヘルスで重大な問題が出たときに優先度と確認項目を整理する方法 WordPress

WordPressの「ツール → サイトヘルス」では、サイトの安全性や動作に関係する項目を自動で確認できます。「重大な問題」と表示されても、すべてを同じ優先度で扱う必要はありません。まず内容を読み、公開停止やセキュリティに直結するものから確認します。

優先順位の目安

  1. 検索エンジンを誤ってブロックしていないか
  2. WordPress・テーマ・プラグインが極端に古くないか
  3. PHPや必須モジュールに問題がないか
  4. REST API・ループバック・外部通信に失敗していないか
  5. ファイル権限やメディア処理の警告を確認する

1.「重大な問題」と「おすすめの改善」を分ける

サイトヘルスのステータス画面では、重大な問題、推奨される改善、合格したテストに分かれて表示されます。重大な問題はセキュリティや動作への影響が大きい可能性があるため、先に確認します。

2.更新に関する警告を確認する

WordPress本体、テーマ、プラグインが古い場合は、バックアップを用意したうえで更新を検討します。更新作業は一気に行わず、重要な変更は1つずつ確認すると問題発生時に原因を切り分けやすくなります。

3.REST APIやループバックのエラーを確認する

ブロックエディター、サイトヘルス、プラグインの一部機能はREST APIや内部通信を利用します。WAF、セキュリティ機能、キャッシュ、サーバー設定などで通信が遮断されるとエラーになることがあります。投稿保存時に「正しいJSONレスポンスではありません」と表示される場合は、JSONレスポンスエラーの確認手順もあわせて確認してください。

4.PHPとサーバー情報を確認する

「情報」タブではPHPバージョン、アップロード上限、Webサーバー、データベース、ファイル権限などを確認できます。変更が必要でも、サーバー側で管理されている項目はホスティング会社へ確認する方が安全です。

5.検索エンジン設定は必ず確認する

サイトヘルスには検索エンジンへの表示を抑制しているかどうかも表示されます。公開サイトで意図せず検索エンジンをブロックしている場合はSEOへ大きく影響するため、優先して確認します。

WordPress更新前の確認セキュリティ対策も関連します。サイトヘルスの警告から実際のエラー症状へ進みたい場合は、WordPressトラブル解決ロードマップから症状別の記事を選べます。

重大度ごとの見方

表示 考え方
重大な問題 セキュリティや動作へ大きく影響する可能性があるため優先確認
おすすめの改善 即時障害とは限らないが、性能・安全性・保守性の改善候補
合格したテスト 現在の設定で問題が検出されなかった項目
情報タブ PHP、サーバー、DB、ファイル権限などをサポートへ伝える材料

サポートへ相談するときに先にコピーする情報

「ツール → サイトヘルス → 情報」には、WordPress、テーマ、プラグイン、サーバー、データベース、メディア処理、ファイル権限などの情報があります。個人情報や機密情報を確認したうえで、問題の内容・発生時刻・直前の変更と一緒に整理すると、原因特定が早くなります。

点数だけで設定を変えない

サイトヘルスは「100点にするゲーム」ではありません。たとえば更新方式や自動更新には運用方針も関係します。警告の意味を理解せずに設定を一括変更するより、サイトへの影響が大きい項目から順に対応します。

自分で直す項目とサポートへ任せる項目

更新状況、検索エンジン設定、REST APIの警告内容などは管理画面から自分で確認しやすい項目です。一方、PHPモジュール、Webサーバー、データベース、ファイル権限などサーバー側の設定変更が必要な警告は、推測で直さず「サイトヘルス → 情報」の内容と警告文を添えてホスティング会社へ相談してください。

重大な問題が出たときの5分診断

  1. 警告文をそのまま記録する
  2. サイト表示・管理画面・投稿保存に実害があるか確認する
  3. 直前に更新したプラグイン・テーマ・PHPがないか確認する
  4. REST API・ループバック・検索エンジン設定を確認する
  5. サーバー項目なら情報タブを控えてサポートへ相談する

警告が複数ある場合は、一度に全部直そうとせず「公開停止」「投稿保存不可」「検索ブロック」「セキュリティ」の順で影響が大きいものから対応します。

警告別の次の確認先

警告 次に見る場所
REST API JSONエラー、WAF、セキュリティ設定
ループバック Cron、外部通信、サーバー制限。予約投稿だけが失敗する場合は予約投稿の失敗の確認手順
PHP PHPバージョン、モジュール、エラーログ
検索エンジンをブロック 表示設定、noindex
ファイル権限 ホスティング会社の推奨値

改善後の確認方法

  1. 対応した警告がサイトヘルスから消えたか確認する
  2. 公開ページ・管理画面・投稿保存など実際の機能も確認する
  3. 同じ警告が再発しないか時間を置いて確認する
  4. 設定変更をした場合は変更内容と日時を記録する

警告が消えても、投稿保存や問い合わせフォームなど実際の機能に不具合が残っていれば対応完了とはいえません。サイトヘルスの表示と実動作の両方を確認します。

よくある質問

100点を目指す必要はありますか?

点数だけを目的に設定を変更する必要はありません。表示された項目の意味とサイトへの影響を確認し、必要な改善を優先します。

サーバー設定の警告は自分で直せますか?

項目によります。PHPやファイル権限、Webサーバー設定などはホスティング側で管理されていることもあるため、公式サポートへ確認してください。

参考情報