WordPressで「リダイレクトが多すぎます」「ERR_TOO_MANY_REDIRECTS」と表示される場合、URLの転送が同じ場所を行き来してループしている可能性があります。まずCookieやURL設定を確認し、いきなり.htaccessやデータベースを書き換えないようにします。
- シークレットモードや別ブラウザで確認する
- WordPressアドレスとサイトアドレスを確認する
- http/httpsの混在を確認する
- リダイレクト・セキュリティ・キャッシュ設定を見る
- CDNやサーバー側転送は最後に確認する
1.まずブラウザ側のCookieを切り分ける
ログイン状態や古いCookieが影響している場合があります。シークレットモードや別ブラウザで同じURLを開き、症状が再現するか確認します。ブラウザだけで起きるならCookieやキャッシュ側を先に疑えます。
2.WordPressアドレスとサイトアドレスを確認する
「設定 → 一般」にあるWordPressアドレスとサイトアドレスが意図せず異なっていると、転送が繰り返される原因になる場合があります。特にwwwあり・なし、http・httpsの組み合わせを確認してください。
3.https化後に発生した場合
サーバー側のhttps転送とWordPressやプラグイン側の転送が重複すると、httpとhttpsの間でループすることがあります。どこでhttps化しているかを整理し、同じ目的の転送を複数箇所で重ねないようにします。
4.リダイレクト・セキュリティ・キャッシュ設定を確認する
URL転送プラグイン、セキュリティプラグイン、キャッシュ機能、CDNなどを変更した直後なら、その設定が原因候補です。複数を同時に停止せず、直前の変更から1つずつ確認します。
5.ログイン画面だけループする場合
Cookie、サイトURL、https設定のほか、ログイン保護やキャッシュも確認します。ログイン自体ができない場合は、WordPressにログインできないときの確認手順も関連します。
症状別の確認表
| 症状 | 確認ポイント |
|---|---|
| サイト全体がループ | WordPress URL、https転送、CDN |
| ログインだけループ | Cookie、ログイン保護、URL設定 |
| 特定URLだけループ | リダイレクトルール、SEOプラグイン |
| https化後から発生 | サーバーとWordPress側の重複転送 |
404との違い
404は目的のページが見つからない状態、リダイレクトループは転送が終わらず目的ページへ到達できない状態です。URL変更後に404も出る場合は、WordPressの404エラー確認手順も確認してください。
転送方式そのものを見直す場合は、301と302リダイレクトの違いもあわせて確認すると整理しやすくなります。
正規URLを決めるための確認表
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| http / https | 最終的にhttpsへ1回で到達するか |
| wwwあり / なし | どちらを正規URLにするか統一されているか |
| WordPressアドレス | 意図したURLと一致しているか |
| サイトアドレス | 公開URLと矛盾していないか |
| 転送元 | サーバー・CDN・プラグインで同じ転送を重複していないか |
変更後は、トップページだけでなくログイン画面と代表的な記事URLでも同じ正規URLへ到達するか確認します。転送ルールを増やす前に、どこが転送を担当しているかを1か所ずつ整理する方が安全です。
やらない方がよいこと
原因が不明なままWordPress URLを何度も変更したり、複数のリダイレクトルールを追加したりすると状況が悪化します。現在値を記録してから、1項目ずつ変更します。
サポートへ相談する目安
Cookie、WordPress URL、http/httpsの重複までは自分で確認しやすい範囲です。サイト全体がループして管理画面にも入れない、サーバー・CDN・複数プラグインで転送が重なっている、現在の正規URLが分からない場合は、変更を増やさずホスティング会社や制作担当へ相談してください。
よくある質問
Cookieを消せば必ず直りますか?
必ずではありません。ブラウザ側だけの問題なら改善することがありますが、サイトURLやサーバー側の転送が原因なら設定確認が必要です。
wwwあり・なしはどちらでもよいですか?
どちらか一方に統一できていれば問題ありません。複数URLを行き来する設定になっていないかを確認します。

