Allowed memory size exhaustedはPHP処理が利用可能なメモリ上限を超えたときの代表的なエラーです。上限を増やす前に、どの処理がメモリを使っているか確認します。
設定変更の前に: WordPressバックアップと復元を確認し、直前の更新が関係する場合は更新前後の確認項目も見直します。似たエラーはトラブル解決一覧から確認できます。
確認する順番
- エラーが出た操作と時刻を記録
- 直前の変更を確認
- 画像処理・バックアップ等の重い処理を確認
- PHP情報を確認
- 必要ならホスティング推奨範囲で設定を確認
| 発生した操作 | 最初に見る候補 |
|---|---|
| 画像アップロード・画像生成 | 画像サイズ、画像処理系プラグイン、同時処理 |
| バックアップ・移行 | バックアップ対象、圧縮処理、直前の設定変更 |
| 投稿保存・管理画面 | エディター、プラグイン、直前に追加した処理 |
| サイト全体・常時 | PHPエラーログ、テーマ・プラグイン、PHP環境 |
メモリ不足は「上限が低い」ことだけが原因とは限りません。まず発生操作・時刻・エラーログに出るファイル名・直前変更を記録し、同じ操作で再現するかを確認します。上限変更は原因候補を絞った後に検討します。
4.メモリ上限変更は最後に検討する
上限変更は契約サーバーの仕様と推奨値を確認して行います。WordPress側の設定値だけを大きくしても、PHPやホスティング側の上限が低ければ反映されない場合があります。また、原因となる処理が異常に重い場合は、上限を増やしても再発します。
| 対応 | 安全性 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 発生操作とログを記録 | 高い | 時刻・URL・ファイル名 |
| 直前の変更を戻す | 比較的高い | バックアップ・変更履歴 |
| プラグインを1つずつ切り分け | 中 | 影響範囲・復旧手順 |
| メモリ上限を変更 | 中 | サーバー仕様・現在値・推奨範囲 |
| 複数設定を同時変更 | 低い | 避ける |
PHPバージョン変更直後から発生した場合は、PHPバージョン変更後にWordPressが動かないときの確認手順もあわせて確認します。
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メモリエラーの判断早見表
| 発生場面 | 優先確認 |
|---|---|
| 画像処理時 | 画像サイズ・画像系プラグイン |
| バックアップ時 | バックアップ対象・処理負荷 |
| 投稿編集時 | ブロック・エディター系処理 |
| 常時発生 | PHPログ・プラグイン・テーマ |
上限を増やす前に確認したいこと
メモリ上限を増やして一時的に動いても、特定プラグインの処理が異常に大きい場合は再発します。エラーログに同じファイル名が繰り返し出ていないか、どの操作で再現するかを確認し、原因処理を絞ってから上限変更を検討します。
原因を絞るための記録項目
| 記録するもの | 見るポイント |
|---|---|
| 発生操作 | 画像アップロード、投稿保存、バックアップなど |
| 発生時刻 | 同じ時間帯に繰り返すか |
| エラーログ | 同じプラグイン・テーマのファイル名が出ているか |
| PHP情報 | 現在のメモリ上限とサーバー側の上限 |
| 直前変更 | プラグイン更新、テーマ変更、PHP変更の有無 |
同じ操作で毎回再現するなら、その処理を優先して切り分けます。逆に操作と無関係に常時発生する場合は、プラグイン・テーマ・PHP全体の状態を確認します。
容量不足と混同しないよう、必要に応じてサーバー容量不足の確認もあわせて確認してください。
やらない方がよいこと
- 根拠なくメモリ上限を大幅増加
- ログを見ずにプラグイン削除
- 本番でデバッグ情報を公開
最後に確認すること
変更は1つずつ行い、変更前後で同じ操作を再確認します。原因が特定できない場合は、URL・発生時刻・変更内容を整理して契約先や担当者へ相談してください。
よくある質問
メモリ上限を増やせば必ず直りますか?
必ずではありません。特定のプラグインや画像処理が大量のメモリを使っている場合は、上限を増やしても再発することがあります。
エラーログには何を見ればよいですか?
発生時刻と、繰り返し出ているプラグイン・テーマのファイル名が手掛かりになります。分からない場合はそのままサポートへ共有します。

