ホームページの記事数やページ数が増えると、「古い情報がどこに残っているか」が分かりにくくなります。トップページは最新でも、過去記事、FAQ、PDF、フッター、予約案内などに以前の料金や営業時間が残ることがあります。
料金、営業時間、サービス名、連絡方法、スタッフ情報、外部リンク、PDFなど、変更が起きやすい情報を先に一覧化すると確認漏れを減らせます。
最初に「正しい元情報」を1つ決めます。 料金なら最新料金表、営業時間なら現在の営業案内、予約方法なら現在使っている予約先など、基準になる情報を先に確定します。そこからホームページ・FAQ・PDF・画像・外部サービスへ広げると、「どれが正しいか分からない」状態を避けやすくなります。
棚卸し表は、後半の4列(情報/現在値/掲載先/確認日)から始めます。 「現在値」は最新料金表や現在の営業案内など、正しい元情報で確認した内容を入れます。修正が必要な行には「修正日/確認者」を追加して6列で管理できます。料金や営業時間が複数URLに出る場合は1URLずつ行を分け、未確認の値は空欄または「未確認」として残します。
保存後は読者が使う通常URLと、対象のPDF・画像・FAQ・予約先を照合します。取得できない資料や外部サービスは未確認として残し、調べた範囲で見つからないことを全サイトに残存なしとは扱いません。キャッシュで旧表示が出る場合は公開反映を未確認とし、実機で見ていない項目も分けます。
次回確認日も1つだけ決めます。 料金・営業時間など変更が起きやすい情報は、次回の棚卸し月を変更履歴へ残します。毎週全ページを見るのではなく、変わりやすい情報だけ定期確認する方が続けやすくなります。
担当と確認者を分けられる場合は分けます。 修正する人が「直したつもり」で終わらず、別の人または翌日の自分が公開画面を見直すだけでも、リンク先・数字・曜日・予約方法などの見落としを減らせます。
優先順位は、①料金・営業時間・予約・連絡先、②サービス名・対応範囲・スタッフ情報、③古い記事・画像・PDFの順で十分です。利用者の判断や問い合わせに直接影響する情報から先に直し、装飾や古い記事の細部は後回しにします。
最初に棚卸しする7種類
| 情報 | 確認例 |
|---|---|
| 料金 | 旧価格が残っていないか |
| 営業時間 | 受付時間・休業日 |
| サービス | 終了・追加・名称変更 |
| スタッフ | 退職・役職変更 |
| 連絡方法 | 電話・メール・予約方法 |
| 外部リンク | リンク切れ・移転 |
| PDF・画像 | 古い料金表・案内 |
「ページを見る」だけでは漏れやすい
料金が書かれているページだけを思い出して確認すると、ブログ記事やFAQ内の古い金額を見落とすことがあります。旧価格の数字や旧サービス名を検索し、サイト全体から探す方が確実です。
料金変更は旧価格を検索語にする
たとえば5,000円から5,500円へ変更した場合、「5,000円」「5000円」「5千円」のような表記ゆれも確認します。料金改定10か所チェックと組み合わせると、Web以外の見積や予約画面も整理できます。
営業時間・受付時間も複数箇所へ出やすい
トップページ、アクセスページ、FAQ、Googleビジネスプロフィール、予約案内などに同じ時間が書かれている場合があります。変更時は「公式な元情報」を1つ決め、各掲載先が一致しているか確認します。
古いサービス名も検索する
サービス終了や名称変更があった場合、現在のページだけでなく、過去記事や内部リンクのアンカーテキストにも旧名称が残る場合があります。
外部リンクは定期確認する
公式サイトや参考資料へのリンクは、移転やページ削除で切れることがあります。月次メンテナンス時に主要リンクだけでも確認します。
ホームページ運営 月次メンテナンスチェックリストと組み合わせると、棚卸し後の維持が楽になります。
PDF・画像の中も忘れない
Web本文を更新しても、PDF料金表や画像バナーに古い価格が残る場合があります。ダウンロード資料、固定バナー、過去キャンペーン画像も対象にします。
不要だからとすぐ削除しない
古い記事でも、過去の記録として役割がある場合があります。現在情報と誤認されるなら「○年○月時点」「現在は終了」などを明示し、必要に応じて最新ページへ誘導します。
掲載先と根拠を照合し、未確認を残す
情報棚卸しと公開確認の記録
手元のメモへコピーして記録します。この欄への入力・送信は不要です。確認していない範囲は未確認と残してください。
パスワード・認証コード・APIキー・個人情報・非公開リンクは記入しません。
記事整理とは目的を分ける
過去の料金や終了した企画は、現在の案内か当時の記録かを確認し、一括置換しません。情報棚卸しは古い事実の確認が目的で、アクセスの少ない記事を残す・統合する判断は検索流入がない記事は削除する?残す?統合する?で別に行います。
変更履歴も残す
棚卸しで修正したページは、変更箇所・保存・公開・次回確認を残す記録票へ結果を残します。正しい元情報、変更した場所、公開画面で確認できた範囲を分け、未確認のPDF・画像・予約画面を完了扱いにしないでください。次に確認する人と対象も決めておきます。
半年に1回の全体棚卸し+月次確認
全ページを毎月確認する必要はありません。料金、営業時間、主要サービスなど変わりやすい情報は月次、サイト全体の情報棚卸しは半年に1回程度など、更新頻度を分けると続けやすくなります。
情報棚卸しの5ステップ|範囲を決めて確認する
- 料金・営業時間・予約方法など変わりやすい情報を5〜7種類に分ける
- 現在の正しい値を1つの表にまとめる
- 旧価格・旧名称・旧時間をサイト内検索する
- 本文だけでなくPDF・画像・FAQ・フッターも確認する
- 修正したURLと確認日を変更履歴へ残す
月次点検へつなげる場合はホームページ運営の月次メンテナンスチェックリストも使えます。
よくある質問
記事数が多い場合はどこから始めますか?
料金、営業時間、予約、問い合わせ、サービス内容など、誤っていると利用者へ直接影響する情報から始めます。
過去キャンペーンの記事は削除した方がいいですか?
一律には削除しません。終了済みと分かる表示を付ける、最新情報へ案内するなど、そのページの役割で判断します。
AIにサイト全体を確認させれば十分ですか?
AIは候補抽出に使えますが、画像、PDF、外部サービス、非公開部分などを見落とす可能性があります。最終確認は人が行います。
YOHAKU LIVE INVENTORY|2026-09-24
実例|古い数字を「意味付き」で検索する
YOHAKU SELECTでは記事数が200本を超えていたのに、トップに「170+」「170記事以上」が残っていました。また、無料ツール数「152」も複数箇所に残っていました。
| 旧情報 | 検索方法 | 判断 |
|---|---|---|
| 170 / 170+ | 数字そのものを本文検索 | 記事数を表す場所だけ200+へ変更。URL・別用途の数字は触らない |
| 152 | 「152」「152ツール」の両方で再検索 | 増減しやすいため150+へ丸め、更新負担を下げる |
棚卸しの基準:古い値を見つけても一括置換しません。「その数字が何を意味するか」を確認し、同じ意味の箇所だけ直します。料金・営業時間・人数・件数も同じです。
まとめ
ホームページの情報棚卸しは、ページを順番に読むより「変わりやすい情報」を軸に確認する方が効率的です。料金、営業時間、サービス、スタッフ、連絡方法、リンク、PDFを一覧化し、古い表記を検索して修正すると、ページ数が増えても情報の整合性を保ちやすくなります。料金やプランを変更する場合は、次にAIで料金改定の反映漏れを防ぐ10か所チェックへ進みます。修正後はホームページKPIの4指標で結果を確認し、変更内容は変更履歴へ残します。
