「公開しました」の先に、
見に行く理由をひとつ。
ホームページが完成しても、告知が「ぜひご覧ください」だけでは、何を見られるのかが伝わりません。初めて公開するとき、リニューアルしたとき、URLが変わったときに分けて、LINE・SNS・個別メールの文例と、配信前後の確認手順をまとめました。
伝える順番は「何を公開したか → 読者が確認できること → 該当ページへのリンク」。サイト公開と店舗開店を混同せず、変わったことだけを具体的に書きます。
30秒で使える|ホームページ公開のお知らせ3パターン
【屋号】の公式ホームページを公開しました。\n【サービス・料金・営業時間など掲載内容】をご確認いただけます。\n詳しくはこちら:【URL】\n今後ともよろしくお願いいたします。
【屋号】のホームページを公開しました。\n【確認できる内容】を掲載しています。\n【URL】
【屋号】のホームページをリニューアルしました。\n【料金案内・サービス内容など実際の変更点】を見直しています。\n詳しくはこちら:【URL】
まず上の文面で骨組みを作り、媒体別の注意点は下のLINE・SNS・メール例文で調整します。
最初に、初公開・リニューアル・URL変更を区別する
同じ「新しくなりました」でも、相手が知りたいことは違います。営業開始の案内でないのに「オープン」とだけ書くと、店舗の開店と受け取られることがあります。ホームページの変更なのか、事業そのものの変更なのかを一文目で明らかにしましょう。
| 今回の変更 | 書くこと | 混ぜないこと |
|---|---|---|
| ホームページを初公開 | 屋号・公開したこと・確認できる情報 | 未定のサービス開始や来店予約 |
| サイトをリニューアル | 利用者に関係する変更点・使い方 | 確認していない「使いやすさ向上」の断定 |
| URLを変更 | 新しいURL・ブックマーク変更のお願い | 未確認の旧URL転送・閉鎖予定 |
| 店舗も同時に開業 | 店舗の開業日とサイト公開を別々に案内 | サイトを見れば営業日も分かるという省略 |
日常のブログ更新、休業日、新商品の告知を作りたい場合は、場面別のSNS投稿テンプレート集を使ってください。この記事では、サイト公開時の告知に絞って進めます。
告知文を書く前に埋める6項目
- 誰に知らせるか:既存のお客様、取引先、まだ利用したことがない人を区別する。
- 何を公開・変更したか:ホームページ、料金案内、アクセス情報などを具体化する。
- 読む人が分かること:営業日が分かる、依頼の流れを確認できるなど、実在する内容を選ぶ。
- 最初に見てほしいページ:今回の目的に合うURLを1つ選ぶ。
- 問い合わせ先:実際に確認・返信できる窓口を決める。
- 公開の確認担当:リンク先をログアウト状態で開く人を決める。
トップページ全体の紹介ならトップへ、サービスの詳細を伝えるならサービスページへ案内します。リンクを増やす前に、最初に取ってほしい行動を決めるのがコツです。
以下は当サイトが作成した編集用のひな型です。【】を確認済みの情報に置き換え、当てはまらない文を削除してください。架空の実績や利用者の声を加える必要はありません。
LINE・SNS・個別メールで使える初公開の例文
LINE:既存のお客様に、見られる情報を伝える
【サービス内容】や【営業時間・アクセスなど実際に掲載した情報】をご確認いただけます。
ご利用前の確認にお役立てください。
ホームページはこちら
【公開済みURL】
お問い合わせは【対応できる窓口】へお願いいたします。
LINEで返信を受け付けていない運用なら「このメッセージへの返信には対応しておりません」と案内し、利用できる窓口を添えます。返信できる設定なら、この一文を機械的に追加しないでください。
SNS:初めて見る人にも、何のサイトかを伝える
【依頼前に確認できる内容】を掲載しています。
詳しいご案内:【URLまたは実際に使えるリンクへの案内】
リンクの置き場所とクリックできるかどうかは、投稿先の画面で確認します。「プロフィールから」と書くときは、プロフィールのリンクも変更済みか点検してください。
個別メール:日頃やり取りしている相手へ
【宛名】様
いつもお世話になっております。【屋号・氏名】です。
このたび、当事業のホームページを公開しました。
【サービス内容・依頼の流れなど】を掲載しております。
【公開済みURL】
【今回の相手に関係する補足があれば1文】
今後ともよろしくお願いいたします。
【署名・連絡先】
このメール文例は、日頃の連絡相手への個別案内を想定しています。保有するアドレスへの一斉広告配信を前提にしたものではありません。宛名だけを変え、取引がない相手にも同じ挨拶を使うのは避けます。
リニューアル・URL変更は「利用者への影響」を書く
リニューアルの例文
主な変更点は次のとおりです。
・【料金や依頼の流れなど、追加・整理した情報】
・【利用者に関係する変更点】
【目的に合うページ】はこちら:【URL】
【予約方法なども変更した場合は、開始日と新しい手順】
URL変更の例文
新しいURL:【新URL】
ブックマークに登録されている方は、新しいURLへの変更をお願いいたします。
【旧URLの利用期限や自動転送について、確認済みの場合のみ追記】
ご不明な点は【対応窓口】へお問い合わせください。
「ホームページが新しくなりました。すべて便利になりました」では、何が変わったか分かりません。例えば、実際に料金案内を追加したなら「サービス別の料金を確認できるページを追加しました」と書きます。見た目だけの変更を、予約機能の追加のように膨らませないことが大切です。
告知前に確認すること・告知後に残す記録
- ログインしていないスマホでも、案内URLを開ける。
- ページにある料金・営業日・連絡先が告知文と一致している。
- フォームを案内する場合、送信完了と受信を確認している。
- URL変更なら、SNSプロフィール・メール署名などのリンクも見直した。
- 文章中の【】や仮URL、旧屋号が残っていない。
- 公開先のアカウント・配信対象・予約日時を確認した。
LINE公式アカウントには、下書きのテスト配信機能が案内されています。LINE連携の状態によって配信先が変わるため、送信前に対象を確認してください。公式のテスト配信マニュアルを参照できます。
告知後は「日付/媒体/案内したURL/確認できた反応/次に直す点」を記録します。閲覧数が確認できなければ、数字を埋めず「未計測」と残します。問い合わせがない場合も、告知文だけが原因とは限りません。リンクが開くか、案内先で内容が分かるかを先に見直しましょう。
よくある質問
公開直後に告知してよいですか?
利用者としてページを開き、必要な情報と問い合わせ手段を確認できたら告知を検討できます。検索結果への掲載を待つ必要と、告知リンクから閲覧できることは別です。
同じ内容を何回か知らせてもよいですか?
追加情報があるときや、見落とすと困る変更があるときに目的を決めて行います。回数だけを決めて同じ文を繰り返すより、サービス案内・アクセス案内など焦点を分けてください。
公開記念の割引をつけた方がよいですか?
割引は必須ではありません。まず、利用前に必要な情報を見られることを伝えます。実施が決まっていない特典を告知文のために加える必要はありません。
案内したい相手を1種類選び、文例を1つ完成させましょう。最後に、自分のスマホでリンクを開き「何を確認できるか」が告知どおりかを確かめます。
告知先のページ自体に不足が見つかった場合は、ホームページ設計ロードマップへ戻り、サービス・料金・FAQ・プロフィール・問い合わせのどこを直すか整理してから再告知します。
次に進めたいことから選ぶ

