2026年は、従来の「IT導入補助金」から名称が変わり、「デジタル化・AI導入補助金2026」として実施されています。ただし、名前にAIが入ったからといって、契約したいAIサービスがすべて補助対象になるわけではありません。
補助対象となるITツールは事務局へ登録されたものが基本です。通常枠ではIT導入支援事業者と申請を進めるため、「使いたいAIだから対象」と自己判断しないことが重要です。
公式確認|2026年10月4日:通常枠5次締切は2026年9月29日(火)17:00で終了しています。現在、公式スケジュールでは通常枠6次締切が2026年10月30日(金)17:00、交付決定が12月10日(木)予定と案内されています。インボイス枠・セキュリティ対策推進枠の6次、複数者連携デジタル化・AI導入枠の3次も締切は10月30日17:00です。補助率・補助額・対象経費は申請枠と要件で異なるため、最新の公募要領と公式スケジュールを優先してください。
無料ツール|補助金申請前7点チェック
申請を検討する段階で、確認できた項目へチェックしてください。
7/7:支援事業者と具体的な申請確認へ
5〜6:不足項目を公式情報で確認
4以下:ツール契約より先に制度確認
※採択可否を判定するツールではありません。申請前の確認漏れを減らすためのチェックです。
2026年は名称が「デジタル化・AI導入補助金」に変更
2026年は、ITツールの導入だけでなくデジタル化やAI活用をより分かりやすく示す目的で、補助金名称が「デジタル化・AI導入補助金」に変更されています。一部の画面やメールでは旧名称が残る場合があります。
AIサービスなら何でも対象ではない
補助金の公式サイトでは、対象となるITツールは事前に事務局の審査を受け、登録されたソフトウェア・サービス等であることが案内されています。AI機能を持つツールは検索上で分かる仕組みがありますが、「ChatGPTを使いたい」「AIを導入したい」という理由だけで補助対象になるとは限りません。
まず公式のITツール検索で、導入したいサービスや同等機能の登録状況を確認します。
通常枠の補助率・補助額
2026年の通常枠では、補助率は原則1/2以内で、一定の最低賃金要件を満たす場合は2/3以内とされています。補助額は、ITツールの業務プロセスが1〜3つの場合は5万円〜150万円、4つ以上の場合は150万円〜450万円です。
ただし、「最大450万円もらえる」と考えるのではなく、自社が導入する登録ITツール、対象経費、業務プロセス、補助率を基に自己負担額まで確認します。
クラウド利用料も対象になり得る
通常枠では、ソフトウェア購入費に加え、クラウド利用料は最大2年分、機能拡張、データ連携、導入設定、研修、保守サポートなどが補助対象に含まれる場合があります。何が対象経費になるかは、登録されたITツールと申請内容で確認します。
個人事業主も対象になり得る
公式サイトでは、中小企業・小規模事業者等の対象に個人事業を含む旨が案内されています。ただし、業種や規模などの要件があります。自分が対象かどうかは、申請対象者ページと最新の公募要領で確認してください。
通常枠はIT導入支援事業者と申請する
通常枠などでは、補助金事務局に登録されたIT導入支援事業者とパートナーを組んで申請します。申請者だけで好きなAIサービスを購入し、後から補助金を申請する制度ではありません。
GビズIDは早めに確認する
公式の申請フローでは、GビズIDプライムが必要と案内されています。未取得の場合、公式サイトでは発行までおおむね2週間とされているため、締切直前に初めて確認すると間に合わない可能性があります。
SECURITY ACTIONの宣言も申請要件
GビズIDプライムに加えて、IPAの「SECURITY ACTION」で「★一つ星」または「★★二つ星」を宣言することも交付申請の要件です。公式案内では、宣言済アカウントIDの発行におおむね2〜3日と案内されています。GビズIDだけで準備完了と考えず、申請前手続きをまとめて確認します。
交付決定前に勝手に進めない
補助金は通常の買い物と同じ感覚で先に契約・支払いを進めないことが重要です。公式フローでは、審査後に交付決定通知を受けた申請者が補助事業を開始できる流れになっています。契約・発注・支払いの可否や時期は、必ず公募要領とIT導入支援事業者へ確認してください。
2026年10月4日時点の次回締切
公式スケジュールでは、通常枠の6次締切は2026年10月30日(金)17:00、交付決定は2026年12月10日(木)予定と案内されています。5次締切は9月29日17:00で終了しました。締切や今後の追加日程は変更・追加される可能性があるため、この記事の日付だけで判断せず公式スケジュールを優先してください。
「補助金があるから導入」しない
補助金が使えても、自己負担は残ります。先に「どの業務を何時間減らしたいか」「導入後に誰が使うか」「毎月の維持費はいくらか」を決め、補助金がなくても必要性を説明できるITツールを選ぶ方が失敗しにくくなります。
AIを仕事のどこから使うか決まっていない場合は、AIで事務作業を効率化する方法から先に整理すると、ツール先行の導入を避けやすくなります。無料版と有料版の違いはAIツールの無料版と有料版で確認できます。
申請前に確認する順番
- 自社・個人事業が対象者に当てはまるか確認する
- GビズIDプライムとSECURITY ACTIONの準備状況を確認する
- 導入したいITツールが登録されているか検索する
- 対応するIT導入支援事業者と自己負担額を確認する
- 交付決定前の契約・発注・支払いの扱いを確認する
- 最新の締切と公募要領を確認してから申請へ進む
2026年10月4日時点では、通常枠5次締切は終了し、次回の6次締切は10月30日17:00です。インボイス枠・セキュリティ対策推進枠も6次、複数者連携デジタル化・AI導入枠は3次が同日締切として公表されています。締切だけを見て急いで契約せず、GビズIDプライム、SECURITY ACTION、登録ITツール、IT導入支援事業者、交付決定前の契約・発注・支払い条件を先に確認します。
STOP BEFORE APPLY
1つでも不明なら契約・申請を急がない4条件
- 導入したいITツールが登録対象か確認できていない
- 対応するIT導入支援事業者が確認できていない
- 交付決定前の契約・発注・支払いの扱いが不明
- 補助後も残る自己負担と継続費用を説明できない
補助金が使えるかより先に、「補助がなくても必要な導入か」を確認します。
よくある質問
ChatGPTの有料版は必ず補助対象ですか?
「AIサービスだから」という理由だけでは判断できません。補助対象は登録ITツールや申請枠などで決まるため、公式ITツール検索とIT導入支援事業者へ確認してください。
個人事業主でも申請できますか?
対象になり得ます。ただし業種や規模などの要件があるため、公式の申請対象者ページと公募要領で確認します。
先にAIサービスへ申し込んでから補助金申請できますか?
自己判断で先に契約・支払いを進めないでください。交付決定前後の扱いは公募要領を確認し、IT導入支援事業者と申請手順を合わせます。
AI・WordPress・SEOの無料チェック一覧から、今の課題に合う診断を選べます。
補助金ありきでツールを選びません。まずAI業務棚卸しで課題を決め、無料版で足りるかは無料版・有料版の比較、実際に有料化する前は7日テストで確認します。
まとめ
デジタル化・AI導入補助金2026は、AIを含むIT活用を支援する制度ですが、「使いたいAI=補助対象」ではありません。申請対象者、登録ITツール、IT導入支援事業者、GビズID、自己負担、契約時期、最新締切の7点を先に確認し、補助金より業務課題を先に決めることが重要です。
公式確認:デジタル化・AI導入補助金制度概要、通常枠、新規申請・手続きフロー、事業スケジュール。確認日:2026年10月4日。

