Googleは2026年6月3日、Search Consoleに「検索の生成AIパフォーマンス レポート」を導入したと発表しました。AI OverviewやAI Modeなどの生成AI機能内で、自分のサイトがどの程度表示されているかを専用ビューで確認するための機能です。その後Googleは、2026年8月31日時点で世界中のすべてのウェブサイトへの展開が完了したと追記しています。
生成AI検索専用レポートは、新しいSEOテクニックを探すためではなく、AI検索での露出が増えているページを見つけ、通常検索・GA4・問い合わせなどと合わせて評価するために使います。SNS・動画コンテンツのGoogle検索流入を分けて見る場合はSearch ConsoleのSNS・動画確認、AI検索全体の記事はAI×SEO・AIOにまとめています。
無料ツール|生成AI検索3分点検
1ページだけ選び、4項目を順番に確認してください。数字を見てすぐ全面リライトしないための点検です。
表示+通常検索+成果が安定:大きく直さず保護
表示は増えたが成果が弱い:導線と検索意図を確認
情報が古い:正確性を優先して更新
データが少ない:期間を置いて再確認
※Googleの順位を予測する判定ではなく、更新作業の優先順位を整理するためのチェックです。
生成AIレポートで分かること
Googleの公式説明では、Search Consoleの生成AI検索レポートはAI Overview、AI Modeなど検索の生成AI機能内での可視性を確認する専用ビューです。インプレッション数、表示されたページ、国、デバイス、日付などを確認できます。生成AI機能のデータ自体は全体のパフォーマンスレポートにも含まれています。レポートに数値が出ない場合でも、設定ミスとは限りません。対象期間に生成AI検索で十分な表示データがない、またはSearch Console側で表示できるデータ量に達していない可能性もあるため、通常検索のパフォーマンスと合わせて確認します。
SEARCH CONSOLE UPDATE|2026-09-24
画像から探された検索も、新しいマルチモーダル検索フィルタで確認できる
Googleは2026年9月24日、Search Consoleの検索パフォーマンスと生成AI機能レポートにマルチモーダル検索の報告を追加したと発表しました。対象にはGoogle Lens、AndroidのCircle to Search、Google検索への画像アップロード、Chromeの「この画像を検索」などが含まれます。
新しいマルチモーダル検索タイプのフィルタを使うと、画像を起点にした検索から自サイトがどう見つかっているかを分けて確認できます。これは「画像SEOの点数」ではなく、視覚的な検索経路から実際に露出したかを見るデータとして扱います。該当する流入がなければ指標が表示されない場合があります。
Google Search Central|Web multimodal Search performance reporting
最初に確認する3項目
| 確認 | 見る理由 |
|---|---|
| 表示されたページ | AI検索と相性のよいテーマを見つける |
| 通常検索との変化 | AI表示だけを単独評価しない |
| サイト内行動 | 表示回数ではなく成果まで確認する |
特別なGEO対策は必要?
GoogleはAI OverviewやAI Modeへ表示されるための追加要件や特別な最適化は必要ないと案内しています。従来のSEOと同じく、クロール・インデックス・分かりやすい内部リンク・独自性のある役立つ情報を整えることが基本です。
YOHAKU SELECTでの使い方
Search Consoleの基本で通常検索を確認し、リライト優先順位と組み合わせます。AI検索で表示されたから全面リライトするのではなく、伸びているページは保護する判断も含めます。
レポートを開いたら、この順番で見る
- 期間をそろえる:まず直近28日など、通常検索と比較しやすい期間にします。
- 表示されたページを見る:どのURLが生成AI機能内で露出しているか確認します。
- 国・デバイス・日付を見る:特定の環境だけで増えていないかを切り分けます。
- 通常検索の同じページを見る:生成AIだけの変化か、検索全体の変化かを分けます。
- サイト内の成果を見る:GA4や問い合わせなど、サイト側で確認できる成果と組み合わせます。
Googleの公式説明では、生成AIパフォーマンスレポートで確認できる主な情報として、表示回数、ページ、国、デバイス、日付が案内されています。最初から細かな推測を増やすより、まずこの基本項目を同じ期間で確認する方が再現しやすい運用になります。
表示回数が増えたときに、すぐリライトしない理由
表示が増えているページには、検索システムがすでに見つけやすい情報や、独自の説明が含まれている可能性があります。そこで全面リライトすると、どの要素が機能していたか分かりにくくなります。
先に確認したいのは、情報が古くないか、検索意図から外れていないか、内部リンクが切れていないか、次に読むページが用意されているかです。問題がなければ、大きく変えずに経過を見る選択もあります。
AI検索だけを見て判断しない
生成AIレポートは専用ビューですが、Googleは生成AI機能のデータが全体のパフォーマンスレポートにも含まれると説明しています。そのため「生成AIで増えた=サイト全体が伸びた」と単純には判断できません。
YOHAKU SELECTでは、Search Consoleの基本、リライト優先順位の決め方と組み合わせ、通常検索と生成AI検索を別々に確認してから更新の優先順位を決めます。
生成AI検索の基本FAQ
AI Overviewに表示されるための特別な設定は必要ですか?
Googleは、AI OverviewやAI Modeに表示されるための追加要件や特別な最適化は必要ないと案内しています。クロール、インデックス、内部リンク、価値のある独自情報など、通常のSEOの基本が引き続き重要です。
llms.txtを置けば表示されやすくなりますか?
Googleは2026年6月、llms.txtはGoogle検索には不要で、検索での表示やランキングへプラスにもマイナスにも影響しないと案内しました。他サービス向けに使うことはできますが、Google対策として優先する必要はありません。
自分のSearch Consoleに生成AIレポートの数値が出ません。設定ミスですか?
設定ミスとは限りません。Googleは2026年8月31日時点で生成AIパフォーマンスレポートを世界中へ展開済みと案内しています。数値が見えない場合は、対象期間に十分な生成AI検索データがあるかに加え、Search Consoleの「検索の生成AI」設定でサイトを対象機能から除外していないかも確認します。AIによる概要・AI Mode・Discoverの生成AI機能への参加設定はSearch Consoleの設定画面から管理できます。そのうえで、通常の検索パフォーマンス・インデックス・サイトの技術状態も合わせて見ます。
毎日レポートを見た方がいいですか?
更新直後やデータ量が少ないサイトでは、日単位の変動だけで判断すると過剰修正になりやすくなります。まずは28日など一定期間で傾向を確認し、明確な誤りや古い情報がある場合だけ先に直す方が管理しやすくなります。
週次は1ページ、月次は変更後の経過を確認
毎週、表示回数が変わったページや新しく表示されたページから1つを選びます。短期の増減だけで修正を決めず、同じ長さの期間で通常検索と比べ、月ごとの確認では変更前後の経過も見ます。
- 期間とURLをそろえる:生成AI検索と通常検索の対象ページ・期間を記録します。
- 公開内容と成果を確かめる:古い情報、リンク先、問い合わせなどの変化を確認します。
- 更新・保護・待つを選ぶ:明確な誤りは修正。問題が見つからない、またはデータが少ない場合は維持して再確認します。
表示回数の増加と売上・問い合わせの増加が同じ原因とは限りません。季節、SNS、他記事の影響も含め、確認できた事実と仮説を分けて記録します。
判断条件はAI検索で記事を「更新・保護・待つ」に分ける4条件、実際に直す候補はリライトの優先順位で確認できます。
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まとめ
生成AI検索レポートは「AI向けSEOを別に始める」ための画面ではありません。どのページが新しい検索体験でも見つかっているかを確認し、通常検索と成果を合わせて判断するために使います。表示が増えたページほど、まず良い部分を壊さず、必要な箇所だけ更新する視点が重要です。独自性を足すならAI検索時代の一次情報7点チェック、今直すか迷う場合は「触る・保護・待つ」4条件、SEO全体の優先順位はSEO改善ロードマップへ進みます。
公式確認:生成AIパフォーマンス レポート(検索)、検索の生成AI設定、Web multimodal Search performance reporting、Google検索の生成AI機能向けガイド。確認日:2026年10月1日。

