WordPressでテーマやプラグインのZIPファイルをアップロードしたときに、突然「リンクの期限が切れています」と表示されることがあります。名前だけを見るとログイン期限やURL切れのように見えますが、実際にはアップロード容量やPHPの受信上限が関係しているケースがあります。
同じ操作を何度も繰り返す前に、ZIPファイルの容量、WordPressの最大アップロードサイズ、PHPのupload_max_filesizeとpost_max_size、サーバー側の制限を順番に確認します。
「リンクの期限が切れています」は何を意味する?
この表示は、テーマ・プラグインのアップロードや一部の管理画面操作で、WordPressが処理を完了できなかったときに出ることがあります。必ずしも本当にリンクの有効期限が切れたわけではありません。
特に大きなZIPファイルを送信した直後に出る場合は、ファイルサイズやPHP側のPOST上限を疑います。WordPressのメディア追加画面では、サーバー側で設定された最大アップロードサイズが表示されます。
主な原因
| 原因 | 確認ポイント |
|---|---|
| ZIPファイルが大きい | テーマ・プラグインのファイルサイズを確認 |
| upload_max_filesizeが小さい | 1ファイルのアップロード上限を確認 |
| post_max_sizeが小さい | ブラウザから送信できるPOST全体の上限を確認 |
| 処理時間・メモリ不足 | 大きなテーマや複数処理で失敗していないか確認 |
| サーバー独自の制限 | 管理画面や公式サポートのPHP設定案内を確認 |
安全な確認手順
- アップロードするZIPの容量を確認する
数MBのファイルでも、契約環境の上限が小さければ失敗します。 - WordPressの最大アップロードサイズを見る
「メディア」→「新しいメディアファイルを追加」などで表示される上限を確認します。 - サイトヘルスの情報を確認する
「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」では、最大アップロードサイズやPOSTデータ上限などを確認できる場合があります。 - サーバー側のPHP設定を確認する
upload_max_filesizeとpost_max_sizeを確認します。一般にPOST全体の上限は、1ファイル上限より十分大きく設定されている必要があります。 - 変更後に同じファイルで再確認する
一度に複数項目を変えず、何を変更したか記録します。
php.iniや.htaccessを触る前に確認したいこと
インターネット上にはphp.iniや.htaccessへ設定値を書く方法が多数あります。ただし、レンタルサーバーによっては管理画面から設定する方式で、直接編集が無効だったり、記述ミスで500エラーになる場合があります。
契約サーバーの公式マニュアルにPHP設定変更の手順があるなら、その方法を優先してください。変更前の値も控えておきます。
ファイルが小さいのに出る場合
- 管理画面を長時間開いたままにしていないか
- ログアウト後に再ログインして再現するか
- 別のブラウザでも同じか
- テーマ・プラグインのZIPが壊れていないか
- サーバーのWAFやセキュリティ機能で処理が止まっていないか
- PHPやWordPress本体が極端に古くないか
やらない方がよいこと
- 原因不明のまま上限値を極端に大きくする
- バックアップなしで
.htaccessを編集する - 同じZIPを何十回も繰り返し送信する
- エラーが出た直後に複数のプラグインを同時停止する
関連するWordPressトラブル
画像やPDFなど通常のメディアで失敗する場合は、WordPressで画像をアップロードできない原因と対処法も確認してください。更新処理そのものが失敗する場合は、プラグイン更新失敗の対処法、サーバーの状態確認にはサイトヘルスの確認ガイドが役立ちます。
よくある質問
最大アップロードサイズを上げれば必ず直りますか?
必ずではありません。POST上限、実行時間、メモリ、WAF、ファイル破損など別の原因もあります。容量を上げる前に、現在の上限とファイルサイズを比較してください。
サーバー会社へ相談するとき何を伝える?
発生時刻、操作した画面、ZIP容量、表示された文言、最大アップロードサイズ、直前に変更した設定をまとめると切り分けやすくなります。
