ローカルビジネスのためのGoogleビジネスプロフィール活用術|地図検索から集客する方法

Googleビジネスプロフィールで地図検索に伝えるお店の情報づくり SEO・集客

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実店舗を持つ事業者向け
Googleビジネスプロフィール活用術

「〇〇市 美容室」「近くのカフェ」のような検索では、Google検索やGoogleマップに地域のビジネス情報が表示されます。表示件数や見え方は検索環境によって変わりますが、地域のお客様に見つけてもらう土台になるのが無料の「Googleビジネスプロフィール」です。この記事では、登録・オーナー確認の流れと、情報を正確かつ充実した状態に保つための実務を順番に解説します。

登録・確認手順最新情報の整え方2026年9月7日確認の公式情報
この記事の結論
「関連性・距離・知名度」を意識してプロフィールを充実させる

Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)は、Google検索やGoogleマップにお店・会社の情報を無料で表示できる仕組みです。Google自身が公開している情報では、ローカル検索の表示順は主に「関連性」「距離」「知名度」の3つの観点で決まるとされており、具体的な計算式は公開されていません。この3つを踏まえ、まず自分で確認・修正できる店舗情報を正確に整えましょう。情報の追加だけで順位や集客の改善が保証されるわけではありません。

登録前の30秒チェック|そもそも対象になる事業か

Googleビジネスプロフィールは、原則として営業時間中に顧客と直接対面する店舗・サービスが対象です。実店舗がなくても、顧客の場所へ出向くサービスは対象になり得ます。一方、顧客と対面せずオンラインだけで完結する事業は原則として対象外です。

  • 実店舗あり:所在地・営業時間・来店方法を正確に登録する
  • 訪問型サービス:サービス提供地域を実態に合わせて設定する
  • 完全オンライン:無理にプロフィールを作らず、ホームページ・SEO・広告など別の集客手段を検討する

対象条件に当てはまるか迷う場合は、作成前にGoogle公式のスタートガイドポリシー概要を確認してください。

登録手順(初めての方向け)

すでに登録済みの方は次の章「来店前の判断を助ける設定項目」に進んでください。まだの方は、以下の流れで進めます。

1
Googleアカウントでビジネスプロフィールの管理ページにアクセスする

個人のGoogleアカウントとは別に、事業用のアカウントを用意しておくと、退職・担当交代があっても管理を引き継ぎやすくなります。

2
ビジネス名・業種(カテゴリ)・所在地を入力する

業種は「メインカテゴリ」を1つ選び、実態に最も近いものを選択します。関連するカテゴリがあれば「サブカテゴリ」として追加できますが、実態と異なるカテゴリを詰め込むとGoogle側の審査で保留・却下される場合があります。

3
電話番号・ウェブサイトのURLを入力する

ホームページを既に公開している場合は必ずURLを登録し、プロフィールとホームページを紐づけます。

4
案内された方法でオーナー確認を行う

確認方法はGoogleが自動的に決定し、事業者側で自由に選ぶことはできません。利用可能な方法には、動画の録画、電話・SMS、メール、ライブビデオ通話、郵送などがあります。場合によっては複数の方法で確認が必要です。

5
確認後に営業時間・連絡先・カテゴリなどを再確認する

オーナー確認が完了したら、Google検索やGoogleマップでプロフィールを確認し、営業時間、住所またはサービス提供地域、電話番号、ウェブサイト、カテゴリなどに誤りがないか見直します。

来店前の判断を助ける設定項目チェックリスト

登録後も、利用者が来店や問い合わせを判断できるよう、情報の正確さを確認する必要があります。以下は本記事が提案する点検順です。

1
営業時間を正確に、こまめに更新する

定休日・祝日・臨時休業を反映し忘れると、「営業時間内のはずなのに閉まっていた」という体験がそのまま低評価クチコミにつながりかねません。年末年始や臨時休業の予定が決まったら、その都度更新する習慣をつけましょう。

2
外観・内観・商品やサービスが分かる写真を追加する

Googleは、写真や動画を追加することでプロフィールをより魅力的にし、店舗の外観写真は来店するユーザーが場所を見つけやすくなると案内しています。順位上昇を目的に枚数を増やすのではなく、初めての利用者が実際の店舗やサービスを理解できる写真を優先しましょう。

Google公式の写真要件:JPGまたはPNG、10KB〜5MB、推奨720×720px、最小250×250px。ピントと明るさを確保し、過度なフィルタや大幅な加工は避けます。動画は最大30秒・75MB・720p以上が案内されています。要件は変更される場合があるため、アップロード前に公式ヘルプも確認してください。

3
ビジネス説明文に提供内容を具体的に書く

検索キーワードを不自然に詰め込むのではなく、どのような商品・サービスを提供し、どの地域や利用者に対応しているかを自然な文章で説明します。実態と一致する、具体的で分かりやすい情報を優先してください。

4
投稿機能で最新情報・特典・イベントを共有する

Googleビジネスプロフィールでは、最新情報、特典、イベントなどをGoogle検索やGoogleマップ上で共有できます。ホームページのお知らせと内容をそろえ、日時や条件が変わったら古い情報を残さないようにしましょう。

5
クチコミには可能な範囲で丁寧に返信する

Googleは、クチコミへの返信によってユーザーの意見を尊重していることを示せると案内しています。高評価・低評価を問わず、個人情報や感情的な反論を避け、事実に基づいて簡潔に対応しましょう。

6
業種ごとの属性・サービス情報をできる範囲で埋める

利用できる項目は業種や地域によって異なります。駐車場、予約、支払い方法、バリアフリー対応など、実際に提供している内容だけを設定し、来店・問い合わせ前の判断材料を増やします。

オーナー確認の方法はGoogleが自動的に決める

確認方法は、業種、公開情報、地域、営業時間などに応じてGoogleが自動的に決定します。事業者側で好きな方法へ変更することはできず、場合によっては複数の方法で確認が必要です。

  • 動画の録画:実店舗、非店舗型、ハイブリッド型のビジネスで利用される確認方法です。事前録画ではなく、モバイル端末から要件に沿ってその場で撮影・アップロードします。
  • 電話・SMS:確認画面に表示された場合、ビジネスの電話番号でコードを受け取ります。
  • メール:確認画面に表示されたメールアドレスを使って手続きを行います。
  • ライブビデオ通話:一部のビジネスで利用できます。所在地、設備、管理権限を確認できるものをカメラで示します。
  • 郵送:一部のビジネスで利用できます。現在はすべての事業者に案内される方法ではありません。

利用できる方法だけが画面に表示されます。案内に従い、実態と一致する情報で進めてください。

プロフィールが停止・非公開になった場合

停止または無効化された場合は、まず通知に表示された理由とGoogleのガイドラインを確認します。必要な情報を修正し、公式の再審査請求手順に沿って対応してください。ビジネスプロフィール自体とGoogleアカウントの制限では手順が異なる場合があります。復旧を保証することはできません。詳細は停止または無効化されたプロフィールを修正するをご確認ください。

複数店舗を運営している場合の注意点

支店・チェーン店を展開している場合は、実在する拠点ごとに正確なプロフィールを管理します。複数プロフィールをまとめて管理する場合は、Googleビジネスプロフィール マネージャーや一括管理機能を利用できます。特に10拠点以上のビジネスでは一括確認の仕組みも用意されています。担当者が複数いる場合は、誰がどの拠点の営業時間・連絡先・写真などを更新するかを決めておくと更新漏れを防ぎやすくなります。

投稿機能はネタ切れしやすい。テーマを決めておくと続けやすい

投稿機能を使い始めても、しばらくすると「何を投稿すればいいか分からない」状態になりがちです。あらかじめ投稿するテーマの型をいくつか決めておくと、ネタ切れを防ぎやすくなります。

  • お知らせ型:営業時間の変更、臨時休業、新サービスの開始などの事実情報
  • イベント型:期間限定の企画、季節のキャンペーンなど、開始日・終了日を明示できる情報
  • 新着型:新商品・新メニューの紹介、スタッフの紹介など

ホームページやSNSの原稿を下書きとして使い、営業時間・価格・リンクの有効性と、Googleの投稿ポリシーを確認してから掲載すると、作成の負担を抑えられます。

Before / After:情報が薄いプロフィールと充実したプロフィールの違い

以下は点検項目を説明するための架空の比較例です。実在する店舗の改善事例や利用者調査ではなく、問い合わせや売上の変化を示すものではありません。

項目 情報が薄い状態 充実させた状態
営業時間 未設定、または数年前のまま 定休日・臨時休業まで最新の状態
写真 0〜1枚、開業時のまま 外観・内観・商品を複数枚、定期更新
説明文 店名のみ、または未記入 地名・業種・特徴を具体的に記載
クチコミ返信 返信なし 良い評価・低評価ともに丁寧に返信
ユーザーの印象 「今も営業しているか分からない」 「実態が見える、安心して問い合わせできる」

比較表は、自分の店舗情報に不足がないかを確認するために使います。掲載順位や利用者の印象は、この表だけでは評価できません。実態と一致する情報を整え、実際の利用者行動は別途記録して確認してください。

よくある失敗

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複数店舗・複数の登録が重複している

過去に別の担当者が登録した重複プロフィールが放置されているケースがあります。重複はユーザーを混乱させるだけでなく、正しい情報が分散する原因になります。重複を見つけたら、管理権限とGoogleの公式手順を確認します。別の正当な拠点と取り違えて削除しないよう、住所と営業実態を照合してください。

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カテゴリを実態と違うものにしてしまう

検索されやすそうなカテゴリを無理に追加すると、審査で保留になったり、実際の検索意図とマッチしない表示になったりします。

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登録した後、何年も放置する

営業時間・写真・投稿がすべて古いままだと、更新が止まっているホームページと同様、営業実態への信頼を損ないます。

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低評価クチコミを無視する、または感情的に反論する

返信する場合は内容を確認し、個人情報や利用履歴を公開せず、冷静で簡潔な文面にします。

Googleビジネスプロフィールを利用できる主なビジネス

Googleのガイドラインでは、顧客が訪れることのできる実在の店舗・拠点だけでなく、顧客のいる場所へ出向いてサービスを提供する非店舗型ビジネスも対象になり得ます。飲食店、美容室、クリニック、士業事務所、工務店、訪問サービスなど、地域との接点がある事業では優先度の高い情報整備です。一方、顧客と対面せず完全オンラインで完結するなど、Googleの対象条件を満たさない事業はプロフィールを作成できない場合があります。登録前に公式ガイドラインで対象条件を確認してください。

営業時間が変わるときの更新シート

次は本記事の運用提案です。営業時間を変更するときは、GoogleだけでなくホームページとSNSの案内も並べて確認すると、食い違いを発見しやすくなります。

確認項目 記録する内容
変更の根拠 担当者が確定した営業時間・休業日
適用期間 開始日・終了日・通常営業に戻る日
Google上の表示 設定した内容と一般向け表示の確認日時
自社ページ・SNS 変更したページURLと投稿、残っている旧案内
担当・次回点検 担当者、未確認事項、点検日

口コミへの返信で推測を加えない

投稿者を顧客名簿から推測して特定したり、利用履歴を返信で公開したりしないようにします。「ご意見をお寄せいただきありがとうございます」のような受け止め方を起点に、確認済みの運営情報を必要な範囲で伝えます。実際に確認していないのに「確認しました」「改善しました」と書かないことが大切です。

実態に沿った掲載条件はGoogleのビジネス情報ガイドラインで確認できます(今回確認:2026年9月7日)。

月1回の運用チェック|順位だけで効果を判断しない

Googleビジネスプロフィールは、検索順位だけを追うより、プロフィールが正確な状態かと、ユーザーがどのように反応したかを分けて確認します。Googleのパフォーマンスでは、確認済みプロフィールについてGoogle検索・Googleマップ上の閲覧やクリックなどの反応を期間指定で確認できます。

月1回見る項目 確認すること
基本情報 住所またはサービス提供地域、電話、URL、通常・特別営業時間が現状と一致しているか
カテゴリ・サービス 実態と違うカテゴリを増やしていないか。提供終了したサービスが残っていないか
写真・投稿 初めての人が場所・雰囲気・提供内容を理解できる最新情報になっているか
クチコミ 未返信の内容を確認し、個人情報を出さず必要な範囲で返信する
パフォーマンス 同じ期間で閲覧・クリックなどの反応を比較し、単日の上下で結論を出さない

ローカル検索の順位は主に関連性・距離・知名度を組み合わせて決まり、Googleは順位を上げるための金銭や依頼を受け付けていないと明記しています。「有料にすれば上位になる」という考え方ではなく、まず正確で充実したプロフィールを保つことが基本です。

プロフィールからホームページへ来た後のGoogle検索流入はGoogle Search Consoleの使い方で確認できます。Googleはビジネスプロフィールのパフォーマンス確認機能も提供しています。

よくある質問

Googleビジネスプロフィールの利用に料金はかかりますか?

登録・基本的な機能の利用は無料です。有料の広告機能と混同しないよう注意してください。

ホームページがなくても登録できますか?

登録自体は可能ですが、ホームページがある場合は必ずURLを紐づけておくことをおすすめします。プロフィールから流入したユーザーが、料金・サービス詳細などをさらに確認する導線になります。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

一律の期間はありません。ローカル検索は主に関連性・距離・知名度などを組み合わせて表示され、競合状況や検索する人の位置によっても結果が変わります。順位だけを追うのではなく、プロフィールのパフォーマンスで表示回数やユーザー行動を継続的に確認してください。

プロフィールが停止された場合、自分で復旧できますか?

Googleの公式手順に沿って再審査を請求できます。通知の理由とガイドラインを確認し、必要な情報を修正してから手続きを進めます。アカウントに制限がある場合は対応が異なることがあります。復旧や完了時期は保証されません。

まずはここから
今日、営業時間と写真を確認するところから

Googleビジネスプロフィールは、一度登録して終わりではありません。まず営業時間・住所またはサービス提供地域・電話番号・ウェブサイト・写真などが現在の実態と一致しているか確認してください。プロフィール自体の表示やユーザー行動はGoogleビジネスプロフィールのパフォーマンスで確認し、ホームページ側のGoogle検索状況を分析したい場合は「Google Search Consoleの使い方|初心者が最初に確認する5つのポイント」もあわせてご覧ください。

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